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ひばりくんへ。
君はどうしてそんなにかっこいいの?
わたしはあなたに夢中です。
どうか仲良くしてください。
良ければ文通しましょうよ!
この手紙の返事は三年三組の教室の、
窓側一番後ろの席にいれてくださいな。
より

へ。
君はどうして文通しようと思ったの?
先に言っておくけど僕は無駄なことが嫌いだからね。
雲雀恭弥

ひばりくんへ。
もちろんあなたに夢中だからだよ。
無駄が嫌いというわりに
返事をだしてくれるところとかも大好きよ!
それに手紙はすててなけりゃ残るものだしね!
かたちにのこってほしいじゃない。
無駄なことなんかじゃない。
あたしにとってこの手紙は宝物だよ。
物好きかなぁ?
より

へ。
ほんとう、物好きだよ君は。
こんな手紙が君の宝になるのかと思うと笑えるよ。
雲雀恭弥

ひばりくんへ。
笑える?私、ひばりくんのえがおがみたいな。
あなたもやっぱり笑うんだね!
いつかいっしょに笑いあえるといいな。
そうそう、わたし。
もうそろそろ死のうかなと思ってるの。
その時はかならずたからものを持って死ぬよ。
最期に少しだけ、あなたとぶんつうできて、
たからものができて本当に良かった!
あたしもあなたも独りじゃない。
たからをもって空をとべるのは幸せだ!
ほんとうにありがとうね。
きょうやくん。さようなら。
より、愛を込めて!



三年三組の教室、窓側一番後ろの席には花瓶が置いてあり、
その中には白い百合の花が生けてあった。
花粉の黄色が机上にパラパラ落ちていて、
誰かがこの席にぶつかって落ちたのだろうと推測する。
(の存在はそんなものだったのか?)

僕の最後の返事を、彼女は読むことができない。
可哀想に、この手紙は彼女の宝物にしてもらえない。





(空の彼方のへ。
僕は君の死を心から、笑うよ。
爆笑ものだよ。
笑顔をくれてありがとう。
でもちょっと羨ましいな。
空は気持ちがいいだろう?
それとも意外と汚かったりするのかい?
いつか笑いあえる日なんて来ないじゃないか。
僕もあれば嬉しいよ。
いまの僕にとって、みつきの手紙はたからより価値が高いよ。
さようなら。地に落っこちないように気を付けて)



(0312@みつき)(1221書き直し)
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