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R i b b o n
考えれば考えるほど、雲雀さん。
授業内容も書かれている事も、雲雀さん。
窓の外の空も鳥も花も雲雀さん。

あーたーまー、くるったーぁぁあ(うふふ!)


ねぇどうしてなの?どうして私はこんなにもお馬鹿なの?あの雲雀さんが(親切な心はこれっぽちもなくてただお?なんだこれは、なノリだったとしても!)携帯を拾ってくださった の に!(目ぇつけられた、目ぇつけられた?目ぇつけられた!)だって、誰だって雲雀さんが目の前にいたらびびるでしょ?(振り向いた瞬間「不細工だから噛み殺す」なんて言われなくて良かった!)あの学ランの袖からちょこっとだけ出てた武器!(トンファーって名前らしいけど、人を傷つける武器には変わりない!)あのキランッて輝く様をみたら誰だって冷や汗をかくだろうよ!でもね、一番気になっているのはね。

(自分の顔見られて逃げられたら、誰だって傷つくよね・・!)


酷いことだよね。だってそれ、私だったらすごくつらい事だよ。ほら、魔女だって人間なのに(むしろ、すごく素敵な力の持ち主なのに)町に出たらうわーって叫ばれてあっちいけって石投げられて火あぶりにされちゃうのと、似たようなものでしょう?なんてことしてしまったんだ!ひどいひどい、私!なんで逃げたんだよ。びっくりしたのはまぁいいけど、ただ携帯を大人しく受け取っておけば良かったじゃないか!(ばかばかばかばーかばか!)雲雀さんだって人の子だもんね(多分)、きっと怒ってらっしゃる・・、いや、悲しんでる?あれ、でも逃げたんだから怒って、でも悲しくって×△gf^@:j*?#&%#=’(もうキャパオーバーです)

「ねぇ、さん。さん!」
「え、何。 うわぁぁ!」
「えぇっ!何、え、ごめんなさい!」

と、とととなりに雲雀さんが!って思ったらクラスメイトの沢田君の顔でした。(ごめんね!)(どんだけ混乱しているんだ私、しっかりしろ!)

「ぼーっとしてて気づいて無いみたいだけど、授業終わってるよ?」
「え、あ本当だ」
「考え事?朝から・・なんか、大丈夫?」

はは、と苦笑いをしてありがとうを言う。あーあ、せっかく乙女宣言をしたのに、それどころじゃないよ。雲雀さんのいまの感情なんて分からないけど目を付けられたことには変わりないのだから明日から風紀委員の検問の中をすごーく小さくなって通らなくちゃならない。それにいつ雲雀さんが私に制裁を与えに来るか怯えて暮らさなきゃ!(ガタガタ)どどどどーしよー!

さん、俺で良ければ相談に乗ろうか?」
「うわぁ沢田君ってすごくいい人だね!」
「いや、なんか朝に悪いことしちゃったみたいだし・・」
「え・・そうだっけ?」

よく考えてみれば、沢田君が携帯を吹っ飛ばしたんじゃん!

「沢田君のばかっ!」
「えっ!?」


あ、そういえば携帯どうなったんだろ。