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夜中に目が覚めた私はなんだかテンションが上がってしまって 朝日すら昇っていない午前三時にベッドを抜け出した。 いつもの廊下でも、夜中だからか空気が冷たく、こんなことなら 何かをはおってくれば良かったと少し後悔。 うーん小腹がすいたなぁ、そう思って何か食べるものはあっただろうかと考える。 考えるより見た方が早いな。そしてそそくさとキッチンへ向かった。


俺は残業を終えたリーマンみたいにただただ溜め息をつくばかりだった。 スリリングな殺しは俺を興奮させる。 けど、それが終われば薬みたい、すぐに醒めていくんだ。

(抱きしめてぇ…)

無性にに逢いたくなってあいつがつぶれるくらいにぎゅうぎゅう抱きたい。 セックスなんてしなくていい、一日抱きしめての匂いを嗅ぎながら朝を迎えたい。(いや、やっぱセックス無しはキツイな)

「…に逢わせてくれ、頼むよ」

神に祈ったわけではない、俺の言葉はどこかに溶けてしまった。


「あ!いいもの発見〜」私が深夜の冷蔵庫から見つけたのは「ケーキ…!」 お腹が空いた時のケーキはいつもの3倍くらい美味しく感じられる。 銀のフォークで一口分を切って口にいれる。「ん〜おいしい!!」 自然と顔が綻んで目が細くなる。少しくらい太ったって、この幸福感には変えられない! 二口目を口に運ぶ、その瞬間。


「女が夜中にケーキ食っていいのか?肥るぞ」「リボーン!」 お帰りなさい、お疲れさま!リボーンも食べない? 、一緒に寝よ。は?なに、どしたの?ふらふらとおぼつかない足取りで 近付いてギュッと抱きしめても、はキョトンとはしても抵抗はしなかった。



「好き」



キスは俺の嫌いな甘すぎる生クリームの味がした。




Life is but a dream


(0107@みつき)